ハワイ時間11月20日(日本時間11月21日)

AM6:00 起床。さすがに夜早く寝れば朝早く起きれるものだ。顔洗って、とりあえずプクイチ。身支度も早々に、早速ホテルを出発だ!今日は朝日が昇る方向、イースト方面経由でノースショアへ向かうぞ!

AM6:40 まずはサーフボードが無くても欠かせないのが波チェック。ホテル近くのダイアモンドヘッドの下にある「クリフス」Pをチェックする。全てリーフポイントで、ショアブレイクは無い。数百メートル沖で腹~胸くらいのマシーンウェーブがブレイクしているようだ。こりゃ一刻も早くサーフボードを購入せねば!!

夜明け前のダイアモンドヘッド下、かなり壮大なスケール

AM7:00 ハワイ・カイの町中にある大型スーパー「FOODLAND」で朝食をゲットすることに。とにかくでかいこのスーパー!おいらはハムがたっぷりあふれ出た、長さ25cmくらいのサンドウィッチを2ドル50セントくらいでゲット、おつとめ品なり♪あと、豊富なのがジュース類!ゲータレード、スナップルズ、ミニッツメイド…いろんな色のジュースがずらり。そんな中、このトリップ中おいらがはまったのが「グァバジュース」だった。2㍑の紙パックに入ったグァバジュースなんて日本じゃ見たこと無いぜ!?濃厚なネクターでうまい!甘いけどね。

「FOODLAND」駐車場からの虹。今日も出だし好調だ!

AM7:50 イーストコーストを代表するポイント、「サンディビーチ」に到着。ここはかつてASPの大会も開かれたことがあるビーチで、なんといっても凶暴なショアブレイクで有名。この日はアウトはいまいちのブレイクだったけど、ショアブレイクはすごかった!吸い込まれたら地面に叩きつけられるの間違いない。でも、水の色、ビーチの色がとてもクリーンで美しいビーチでした!

ギリギリインサイドまでブレイクしそうでしない波がやってきて…

ドンガラガッシャーーン!と言わんばかりのショアブレイク!近くで見ていたケイちゃんも思わずあとずさり

AM8:05 続いて到着したのが「マカプー」。ここはボディーボードのメッカで、サーフィンは禁止。しかし、朝9時前と夕方5時以降はサーフィンOKらしい。この日は9時前だったので、サーファー1名入水中。湾を上から見下ろす感じで、サーファーはかなり遠くで米粒。波は6ft近く、インサイドはスープで真っ白!よくこんな苛酷な状況で一人で海入れるなぁと感心した。

マカプーはカワイイ名前のクセして、決してそそられるようなコンディションではなかった

AM8:30 その後もイーストコーストを暴進中!「コックローチベイ」、「ワイマナロ」とオアフ島の中でもメロウなポイントをチェックするもののいまひとつ。しかも、天気も雨が降り出していまひとつ。テンションもいまひとつ。

(行ったこと無いけど)タヒチのような荒々しい山並みが。それにしても天気悪いぞ~
と思ったのも束の間、数十分走ったら真っ青な空にサンサンと太陽が降り注ぎ始めた!なんだかなぁ、これが南国の天気って事だね、とりあえず神様マハロー!

パームツリーと青い空…これだよね、ハワイは!

AM9:40 天気も良くなり、車内は日本語禁止なんてハイテンションなまま、あの「サンセットビーチ」に到着。4日後にはこのサンセットビーチでWCT第11戦のRIP CURL CUPが行われるのだ~!まぁ4日後といったらおいらたちは日本へ向かっている頃だけどね。さて、今日のサンセットはビッグウェーブが押し寄せていた!サーファーも何名か入水中だ。でも、ものすごいアウトでのブレイクでサーフィンしてて、肉眼じゃどうにもこうにもわかりづらい。よし、腰を据えてビデオ&写真撮影だ!

サンセットビーチは、日中でもサンセットビーチだよ

最初に激写した1枚。かなりアウトのブレイクで、波もハンパなく速い!だから、イチかバチかのタイミングでシャッターを押したけど…まぁまぁかな

で、で、でかーいセット!ピークがポッコリ盛り上がった波だけど、10ftはあるビッグウェーブなり
※以下3枚について、日本に帰ってきてから編集したときに気付いたことがあります

ビッグセットをキャッチしたスキンヘッドのサーファー。写真を撮った時はスキンヘッドって気付かなかったんだけど、編集時に見てふと気付く。うーん、この人、誰かに似てない!?

上のサーファーがボトムターンしたんだけど、ボードをよく見ると、QUIKSILVERっぽいロゴ(青いのはあまり見かけないけど)、そしてアルメリックっぽいロゴの中央に「K」らしきマークが…。やっぱり、これはケリー・スレーター!!

で、このサーファー。編集時に拡大してみたんだけど、このターンのしかた、誰かに似てるんだよなぁ。短い金髪といい…。

左の写真が上のアップ。で、右がハワイアンプロに出場していた選手(写真はASPより拝借)。これ、同じトランクスだよね!?ってことで、このサーファーはミック・ファニングでした!

AM10:50 ケリーやミック・ファニングなんていうビッグネームのサーフィンを見ていたことなどこのとき知る由も無かったおいらたちは「パイプライン」もチェックしつつも相変わらずのジャンクコンディションだったので、「ハレイワ・アリィビーチパーク」へ。今日はいよいよMensのハワイアンプロが開催してるべ!?ってことで、大会観戦なり。

広い広いハレイワ・アリィビーチパークを歩く。それにしてもコウキは緑が好きな男、公園の外観を壊さない配慮だ。

いぇい!今日はVANSハワイアンプロ!メンズラウンドだ!昨日よりも多少ギャラリー多し!
到着時のヒートは、Round Of 96 の第3ヒートだった。現在WCTレーティング26位のボー・エマートン、元WCT選手のレナン・ローシャ、5月に千葉で行われたWQS3スター・チバプロでは3位だったエイドリアン・バカン、そして地元ハワイアンのダニエル・ジョーンズのヒート。さて、写真パシャパシャ!

エイドリアンのバックハンドリッピング!スプレーバシャー!

ダニエルのリッピングは、このあとフィンが抜けてエアーになる…んだけど、おいらの技術不足でタイミングが早かった(T_T)

これはハレイワ左奥の「アバランチ」ポイント。10ftオーバーのヤバイ波が押し寄せてました…お~怖い!

ビーチサイドの大きなペイントの前で。う~ん、ここハワイでビッグコンテスト見れるなんて幸せ者め!

PM12:00 さてと、プロのスゴライディングを目の当たりにし、こりゃ本格的にサーフボードが欲しいぞ!ってことで、今日もハレイワのショップ「SURF-N-SEA」へ。中古ボードを物色していたおいらに目をつけた店員さんは、ちょいダン・マロイ似のかっちょいい日本語ダメな外人さん。「May I help you?」と来たんだけど、おいら的には「いや、もうちょっと自分でいろいろ見てみます」って言いたかったんだけど、なんと言っていいのかさっぱりわからなかったので、20秒くらいの沈黙に耐えかねたおいらは、「I want used board, length 6’4″, 云々」と希望を伝え、その後も単語とジェスチャーでなんとか会話でキャッチボールできた!で、おいらがゲットしたのは6’4″の長くて細い、そして鬼のように軽いボード!フィンはミック・ファニングが使ってるスピードフィンシステム。デッキとボトムに青い炎のようなペイントがしてあり、かなり派手だ。傷は無くて黄ばみも無くてかなりいい!しかも、フィン付きでなんと200ドル!即買いでした。
ミヤケちゃんも程度のいい、日本の小波に適した厚みのあるボードを170ドルくらいでゲット、これで茅ヶ崎で大活躍だね!
驚いたのはコウキだ。もともと800ドルくらいしかこのトリップに持ってきていないのだが、何を思ったのだろうかまったく理解しがたいのだが、「buy this!」と指をさしたのはディック・ブリューワーのティント仕上げのブルーのきれいなシングルフィンボード。これ、新品だよ!!でも、こうなったらコウキには何を言っても聞かないようで、ニコニコしながらレジへ。結局、所持金が足りないコウキ、おいらのクレジットカードで新品ボードお買い上げ。いや~、これって女の子がリゾートでアバンチュールを求めるために大胆になるのと同じなのかしら。ここハワイでは欲しいものを求めるために金の使い方が大胆になるのかしら。

ミニバンを借りていてよかった。上からミヤケちゃん、コウキ、そしておいらのボード(DAKINEのミニコフィンケースもゲット)も悠々収納

PM14:00 あっちゃ~、今日も「SURF-N-SEA」に2時間近く滞在してしまっただよ。まぁ、男性陣はみんなボードゲットできたし、あとはケイちゃんのボディーボードやね。ガイドブックによると、ワイキキ方面にBBの老舗があるらしい。近くには、行こうと思っていたロコモコのお店もあるので、いざワイキキ方面へ!

すっかり晴れ続けてるね。ふと振り返ると、パイナップル畑の向こうにはハレイワの海が。また明日来るね!

PM14:40 迷いながらも到着したのが、ワイキキのちょい北東、カパフルにある「レインボー・ドライブ・イン」というプレートランチ屋。ロコの癒しの場ということで、がっつりプレート食うぜ!とレジに行くと、並んでいるハワイアンが突然ケイちゃんとハグし始めた!な、何!?自由の国アメリカってこと!?いや、そうじゃなかった。実は、ケイちゃんの知り合いが茅ヶ崎でロコモコ屋さんを営んでいるのだが、そのお店で働いていたのがハワイアンのフラニーで、彼がここに居たんです!お互いハワイに居るってことは知っていたようだけど、まさかホントに会えるとは思っていなかったようでかなりビックリだ!挨拶して、「オー、チサンで会ったことアルネー!」と、一度海で見かけたことがあったフラニーさんでした♪

注文した「ミックスプレート」は、BBQビーフ、テリヤキチキン、フィッシュフライとマカロニサラダがライスの上にてんこ盛り!かなりのボリュームで、それでいて6ドル弱!ライスの質はともかく、おいしいよ!

PM15:30 「レインボー・ドライブ・イン」を北上すること数百メートル、カパフル通り沿いにあるのが大型BBショップ「TURBO
SURF」。ここで無口な外人店員さんにタジタジしながらも、ケイちゃんはマイク・スチュワートのボードとフィンを購入!「ここのお店、なんか怖いわ!」とケイちゃんは不満な表情だが、とりあえずみんなボードゲットしたし、サーフしまひょ!

PM16:30 一旦ホテルに貴重品を預け、向かったのが今朝チェックしたダイアモンドヘッド。上から見ると、胸くらいの波が機械のように規則正しく割れていた。よし、さっそく入水!ここで気付いたんだが、おいらとコウキ、リーシュカップとリーシュコードをつなぐ紐が無い!ミヤケちゃんとケイちゃんはOK。おいらが四苦八苦する中、ミヤケちゃんとケイちゃんは足早に海へ向かってしまった。つれないなぁ…。で、ある知恵を振り絞り、なんとか紐でリーシュコードをつなぐことが出来た。さあ行くぞ!ここはビーチへ降りる道があり、非常に楽にビーチに出ることができる。しかし、駐車場横の芝生には注意!ここを裸足で歩くと、嫌がらせ!?っていうような鉄菱ならぬ草菱がいたるところに降りまいてあるぞ!でも、この草菱は100%天然モノ!すぐ横に木があり、そこから鉄菱のような草が風で飛んでくるようだ。ショートカットして芝生を歩かず、回り道でもちゃんとアスファルトを歩こうね!

ブレイクポイントが遠くて小さく見えるが、胸くらいあります
ビーチに降りるとすでにミヤケちゃんとケイちゃんの姿は無かった…んもう、最初くらい一緒に入りたかったぜ!しょうがないので、おいらとコウキは目の前から普通にパドルアウト。すぐ気付いた、ここからのエントリーは失敗だということに。すんごい浅いんです、水深15cmくらい。当然海底は珊瑚。パドリングは平泳ぎのように水面に平行に、そーっと。なんとかシャローインサイドを抜け、アウトのピークへまっしぐら。おいらは右の「ライトハウス」Pへ、コウキは左の「クリフス」Pの一番「ライトハウス」P寄りのグーフィー波へ。「ライトハウス」Pは灯台の右側に位置し、ライトのブレイク。ここがかなりいい波で、胸~肩、一回だけ頭サイズのセットがきた(当然ローカルがロングボードで優雅にクルーズ、気持ちよさそうだった!)。でも、ブレイクポイントもシャロー。足をついたら腹くらいの水深。だから、プルアウトは慎重に。6’4″のボードの感触がつかめないが、どうやら掘れた波に進化を発揮するようで、ホローウェーブに乗ったらけっこう面白い。でも、なかなかテイクオフできない。薄いし細いし軽いしなぁ。でも、コウキと合流後「このボードダメだよ~」って嘆こうとした瞬間にいいセットを掴んでしまい、嘆くことが出来なくなった(^^;)

PM17:45 約1時間だったが、初ハワイサーフを満喫した一同。ミヤケちゃんとケイちゃんは「クリフス」Pで入水していたらしい。こっちのほうが水深も深いようで、ファンサーフできそう。明日はこっちに行ってみよう。

PM19:30 ホテルで風呂嫌いのコウキ以外はシャワーを浴びてさっぱり。んで、アラモアナにあるタワーレコードに行くことにした。でも、品揃えは渋谷のタワレコやHMVのほうが豊富。探していたハワイアンアーティスト、Mason JenningsやJon SwiftのCDは無かった…。でも、バグパイプが印象的なパンクバンド、The Real McKenziesのCDを2枚ゲットした!まさかハワイで買うことになるとは。ハワイでバグパイプ、こりゃ合わんぞ。んで、その後は車でワイキキの街を徘徊。ビラボン、DFS、ABCなどなど。
そろそろ腹へったね!昨日はちょいリッチにディナーしたので、今日は自炊だ!せっかく宿がキッチン付きだし。で、ホテルの近くの大型スーパーへ。でも、魅力的な食材が見当たらない…。何を食べていいのかさっぱりわからん!結局、サッポロ一番ミソラーメンを買った。こんなもの、日本から持参すればよかったよ。で、ビールとグァバジュースをゲット(またかよ)!ちなみに、グァバジュースは350mlで1本69セント!6本セットだと、なんと1ドル90セント!こりゃ飲むしかないよ!

PM21:00 さ、ホテルで自炊開始!おいらはお湯を沸かして茹でるだけさ。ま、グァバジュースがあるからいいや!ケイちゃんは小食でマフィンのみ。でもこのマフィンはベチョベチョでやけに重量がある。んで、ミヤケちゃんとコウキ。彼らは食パン、ハム、チーズを購入、サンドウィッチを作るらしい。味にこだわるミヤケちゃんは奮発してちょっといいハム&チーズ。味より量のコウキは安くて多いハム&チーズ。この選択が明暗を分けたのだった…。ミヤケちゃんのチーズは原材料は当然ミルク、とってもおいしいサンドウィッチが完成!一方、コウキの原材料はなぜか水と表記されている。んで、すくまずいらしい。もちろんハムもまずい。ちょっとくらいまずくても腹が減っていれば食べるはずのコウキですら口にしないんだから、相当なまずさなんだろうな。おいらは触るのも匂いをかぐのも嫌だったので、少しも近づかなかった。「こうなりゃ頼みの綱だ」とインスタントラーメンの登場。味はビーフフレーバーとチキンフレーバー。でも、どちらも胡椒の味しかしない。もう腰砕け状態のコウキ、お情けでミヤケちゃんのおいしいサンドウィッチを食べて後悔していました。

左からチーズ、ラーメン、ハム、これが三種の神器

PM25:00 かなり夜更かししてしまった。そろそろ寝よう

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