ようやく観ました、ステイシー・ペラルタの最新作『Pipeline Masters』。
『Dogtown & Z-Boys』、『Riding Giants』に続いてペラルタ作品独特の雰囲気がビシビシと感じられます。『Riding~』でも少しパイプラインについて触れられていましたが、あれは(ノースショアでは)ワイメアがメイン。この作品は何てったってパイプラインに特化してますので、かなり内容が濃いです。
バンザイ・パイプラインの由来は知ってますか?マイケル・ホーがなぜグラブレール・チューブインを誕生させたか知ってますか?タブーとされていたバックドアへのアタックのドラマを知ってますか?伝説の2つのライドを決めたトム・キャロルの優勝の裏にあった悲しい出来事を知ってますか?世界一を決める決勝でのロブとケリーのハイタッチには、勝利と友情の葛藤があったのを知っていますか?
ボードの進化とともに開拓されたパイプラインの歴史がぎっしりとつまっています。歴代パイプライナーの面々が語るパイプライン…それはやはり彼らにとっても特別なスポットなんだなと肌で感じさせられますよ。
我々一般人サーファーには無縁のスポット・パイプライン。一見「行けそうかも」というミドルサイズが一番危険らしいので、絶対にパイプではサーフィンできないですねぇ…。ま、観てるだけでも圧巻ですし。

ペラルタの『Pipeline Masters』上陸

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