音楽レビューサイト

知ってる人は知ってるかもしれないし、知らない人は知らないだろうし、興味ない人は興味ないだろうけど、CUNELのサイトは、元々は音楽レビューのサイトでした。
楽器の弾けない管理人が、当時好きだったEpitaphとかFATのパンクバンドの音源を素人の耳でリコメンドしてたんだけど、それが今から9年前。ちょうど9年前の今頃でした。オイラも当時は学生でした。
OFFSPRINGが大好きだった頃で、OFFSPRINGつながりのネット音楽お友達なんかもたくさん居て、楽しい時代でした。
その頃（2000年～2002年頃）は鬼のようにレコ屋に通ってて、毎月20枚くらいのCDを買ってて、西新宿のGOLD（チョー懐かしい！）にブートのライブVHSを買いにも通ってました。
当時良く聴いていた音楽、最近再び聴いてみてるけど、何だか第二次青春時代（？）を思い出すようでかなり懐かしく涙が出そうです。今はもう無くなってしまったバンドや、すっかり名前を聞かなくなったバンド、まだ活動してるんだろうけど興味無くなったバンド…色々あります。
特に激懐かしいのが、AUTOPILOT OFFというバンドの2001年にリリースされた『Looking Up』というCD。もう解散してるみたいで、今じゃ誰も知らないでしょう。オイラもこの音源聴いたの多分6年ぶりぐらい。2002年にSUM41が初来日したときのオープニングアクトだった彼ら。ハコは渋谷クアトロだったなー懐かしい。個人的にはSUM41もみたかったけどAUTOPILOT OFFもかなりお目当てでした。
その当時はポップパンクの全盛期で、BLINK-182（祝！再結成）、SUM41を筆頭に、NEW FOUND GLORY、MEST、SIMPLE PLAN、MIDTOWN、Kung-Fu Records勢も大人気で、ATARIS、USELESS ID（fromイスラエル）、ANTIFREEZE、mi6なんかもマニアにウケていた事を懐かしく思ったりします。今では個人的にもほとんど聴かない音楽ばかりだけど…。
ちょうど今聴いているのは、NO USE FOR A N
AMEの『Making Friends』。これはオイラの中では歴史に残る名盤。
忘れもしない2003年、当時ドタキャン王として知らない人は居なかったバンド、NO USE FOR A N
AME。彼らの初来日公演（新宿リキッドルーム）も忘れられないライブだった。『Live In A Dive』で予習バッチリだったオーディエンスの一体感は、なんとも気持ちが良いものでした。
思うに、この時代はラップメタル（ミクスチャー）やポップパンク、エモみたいな、わかりやすい音楽ブームがあって、それなりに活気に溢れていたような気がします。どれも今となっては…な感じの、長く続かない類の音楽だったのかもしれないけど、それでも当時はわかりやすい盛り上がり方でした。
音楽好きの人たちもどんどん耳が肥えてきて、聴く側も演奏する側も色々と音楽に独創性や創造性を求めてきているのかなー。最近流れてくる音楽はとても複雑で奥が深くて考えさせられる、文学的なセンスすら感じてきたりして…。
だからこそ、昔流行ったわかりやすくてキャッチーな音楽はすぐ気持ちに入ってきて、何も考えずに聴けるのかなー。
長々と何が書きたかったのかわからなくなってきたけど、音楽はその時代の流れと共にメインストリームも変わるし、自分の中の趣向も変わるけど、良い音楽はいつまでも良い音楽として認められるし、自分の中でも良いものとして存在し続けるのだから、10年後に聴いても「いやー良いな」と思える音楽を、今この時でも聴いていこう、と言う事です。複雑かもしれないけど、聴かなきゃ何も残らない。
そう、もう少しアンテナを張って、新しい良い音を聴かなきゃ。10年後の自分を懐かしく感じさせてくれる新しい音を。
ってわけで、オススメの音源あったら皆さん教えてくださいね。オイラからは、9年前の音源だったらいくらでも紹介できますけど。

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