PM12:30 無いな~、ホントに波が。天気図を見ても、太平洋側には何も無い。等圧線も無い。先週抜けていった台風の名残の前線がチラリと東にあるくらいだ。でも、天気は最高なので、とりあえず海に行くことにした。「船小屋」Pと「チーパー」Pの間へ。すでに海ちゃんとコウキが入水している。サーファーは他数名が散らばっている。サイズはモモ、セットで腰くらいはきた。オンショアコンディションだから、つながり気味のセットでもスープの下のフェイスを探してのサーフの練習になる。今日のマーク・リチャーズボードはツインフィンで。ロングボードのコウキはもちろん、ショートの海ちゃんも楽しめていた。

小潮周りだったけど、風の影響でまぁまぁ楽しめた

午前中は3mmフルで、その後トランクス&タッパーに着替えに帰ったコウキのバックハンドターン、いいね

PM13:15 3人でのんびり楽しんでいた時、事件は起きた。この日の中ではまぁ大きめの腰くらいのセットにパドルを始めたおいら。そのインサイドには海ちゃんがいたが、海ちゃんはおいらを避けるように横にパドルアウトしていた。おいらも平気だべ~と思い、そのままテイクオフ。すると、おいらのツインフィンの右側辺りから「ゴスッ!」という音と、何かを轢いた感触があった。海ちゃんに掛けた第一声は「ボード大丈夫!?」だった(ボードよりまず人の心配しろよな)。海ちゃんは「うん、大丈夫、邪魔してごめん!」とナイススマイル。で、第二声にようやく「体ぶつけなかった!?」が出たおいら。海ちゃんは「う~ん・・・足ぶつけたけど大丈夫だと思うよ~」と平気そうだ。まぁ念のためぶつけた左足を見てみようと足を抱えた瞬間!「う、うぁ~!!」なんと、海ちゃんの左足のカカトが10cmくらいパックリ切れていた!さっきまで平静だった海ちゃんはパニクって、「や、やべ~!」とアタフタしながら泣きそうな顔で海へあがった(ちなみに痛みはまだ無いらしい)。海ちゃんがカカトを掴んでみると、靴底がベロンとめくれるかのようにカカトが取れそうだった!深さは2cmくらいでお肉が露出し、出血もひどい。海ちゃんはますますあせり、不安げな表情だ(ちなみに痛みはまだ無い)。チャリンコで家に帰り、病院に行こうとしたが、そんな悠長なことを言ってられない状況だったので、ビデオ撮影に来ていた海ちゃんの彼女のチヤちゃんに携帯で救急車を呼んでもらう。冷静だったチヤちゃんだが、「救急車って110番?」って…。でも、これはパニクっているというよりは素で間違っているようだ、気にしないでおこう。
5分もしないうちに救急車到着!救急隊はいたって落ち着いていて(というか、緊張感が無いくらいだ)、なんとなく安心。「よろしくおねがいします」とおいらたちは救急隊に伝えると、「あい、あいよ~」と言わんばかりの軽い返事。そこまで深刻な事態ではないようだな…。

PM15:10 ER(救急救命室)に運ばれた海ちゃん、先生たちには「あのサーファーの人」呼ばわりされる中、9針を縫って松葉杖で復活!全治10日間くらいですんだようで、ホントよかった(T_T)
なお、被疑者のおいらは近々自首を考えているとかいないとか…。
☆☆☆10月4日の天気図☆☆☆

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